夜の製鉄所とマツコデラックス

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2015年06月13日 20:08


木曜日
アメトーークが終わると
マツコさんの夜の巷を徘徊する番組が始まる…

時々
見てまうんやけど
今回のは
JFEホールディングスという
川崎製鉄と日本鋼管が合併してできた
製鉄所を見学していた。

千葉出身のマツコさんは

川崎製鉄の全盛期を知っていて
千葉が どれだけ川鉄によって
食っていけていたのか を、
当時を振り返りながら
職員さんよりも、熱く 
語っていた。 

「鉄は産業の米と言われていたこともあります」という職員さんの
合いの手にひどく感心していたマツコさん。
思い入れ、相当なものなのであろう。
 
 幼少の頃見た
製鉄所のあった景色
そこに広がる空は赤く、
それは子供心に
忘れることのできない印象を刻みつけ、
マツコさんにとっての
原風景となっているようであった。

さて、
工場でのひとつひとつの
鉄の精製過程を真剣に見つめるマツコさん。 

タモリ倶楽部の
タモリさんみたいだった(笑)

実際
紅蓮の焔のような製鉄の過程を見ながら
なぜ自分が少年の頃
学校は
同じ県内に
こんなに大きな産業である製鉄所があったのに
見学に連れて来てくれなかったのだろう?
と残念がっていたが 
確かにこんなに生き生きと見つめるマツコさんを見ていたら
「あの頃これ見てたらこんなことしてなかったかもしんないのに。 」 
ってふと口にしたその真意を慮るが
しかし

製鉄所で汗水たらして働くガチな男たちに囲まれていたら
今に続く女装の職場より
マジ惚れする確率が上がり、
実際苦しく辛かったかもしれないですよね…

新宿歌舞伎町の
街の輝きも
闇夜の空を赤く染めるひとつの
発光体であることはたしか。

マツコさんの
一歩踏み出した足は
もしかしたら
川崎製鉄所の灯りから
始まったのかもだね。

LIFE is comin' back

今回の
夜の巷を徘徊する、は
よくぞここまで戻ってきたね
 という天からのマツコさんへの
労いのように感じるのでした 。